4人展 ー Osmosis 「浸透」 -

     

日 時 2021年5月20日(木)~6月6日(日)     休館日 : 月・火・水曜日
入場料 500円

 ☆新型コロナ緊急事態宣言中ですが、感染予防対策を講じて開催しております。
  来館に際しては事前に電話予約(042-580-1557)をお願いします。

 

   山 﨑 康 譽
幼少期より人工物、特に経年により風化し断片化した形態、物質感に興味関心があった。意味をなくした形、道路や壁や塀に残された痕跡。それらからイメージを構築し、新たなしるし、痕跡(Marks)として提示している。

 

 

    藤 下 覚
「光と影」や「生と死」のように自然界は必ず相反する2つの事象が対を成して存在しています(二項対立)。作品では、表面的なものと本質的(内面)なものとの関係性をテーマに、絵画における画面の在り方を模索しています。

 

   関 仁慈
“シンプルなものの中にこそ、本質的な奥深さがある”
というテーマのもと、うっすらとそこにあるもののエネルギー、形になる前の無垢なそのものを追い求めている

 

  日比野 猛
顔料の粒子が水の中で漂い交叉しながら沈殿するのが一つめの浸透。それらを楽曲に見立てて空間内に満たされるかのごとく知覚させるのが二つめの浸透。そして三つめは、四人展に於いて他者のエッセンスを自らに浸透させ、交響曲として昇華させることである。