HORIZONの誘惑
4つのメチエ
五島三子男×松浦延年×望月厚介×山口俊朗
期間 2022年11月3日(目)〜20日(日)
時間 13:00〜18:00 休館日:月火水曜日
入館料 500円(会員、中学生以外無料)
五島 三子男
葉や蔓に紙を置き、エッチングプレス機に掛ける。植物のディテールを確かめるようにローラーにつけたインクを盛っていく。植物の繊細な実相が紙に現れる。この単純な作業の積み重ねの中で、人間である僕と自然物である植物との関係が立ち上がってくる。
「Dialogue.緑の言葉1~3」作品の部分
「Untitled」作品の部分
松浦 延年
山に住んでいると時折海が見たくなる。遥か彼方の水平線に思いを馳せれば、一時無量感、幸福感に浸ることができる。が海岸に打上げられたゴミのような漂流物が現実に引き戻す。美術家は理想と現実の間をさ迷う漂流者。せめてゴミにはなりたくないものである。
「Blue519」作品部分
「Yellow529」
望月 康介
自ら創り出すことの出来ない内側に内在する不定形なカタチ、目に見えないものを人の行為によって見えるようにする、その中に潜んでいる形を観てみたい。
「溶解‐相変化」PB‐80
「溶解‐相変化」R‐80.A 作品の部分
山口 俊郎
今回のテーマは-HORIZON(水平線、地平線)の誘惑-という事で個人個人のとえ方次第で様々に解釈が変わっていく。捕まえようと思っても摑みとれない。あるいは捕まえたと思っても次の地平線が見えてくるか?模索しながらも制作を続ける。
「断面図horizonn.黒と白の割合」